スタッフブログ
歯のホワイトニングについて
#0029
【歯のホワイトニングについて】
最近よくご質問を受けるホワイトニングに関してお話いたします。
ホワイトニングとは薬剤を用いて歯の色を白くする方法(=脱色、色を抜く)です。
(美容室で行う髪の毛のブリーチングをイメージされると良いと思います)
ホワイトニングの方法は
①オフィスホワイトニング
②ホームホワイトニングがあります。
①オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。
専用の薬剤を歯に塗布し光を照射して白くする方法です。数回に分けて行われます。
②ホームホワイトニングとは、専用のマウスピースを作りその中に薬剤を入れ、歯に装着する方法です。
こちらはご自宅で行うホワイトニングです。
またこれらの方法を併用して行うこともございます。
しかし、ホワイトニングには注意点がございます。
●︎白いプラスティックの修復材料の変色
●︎詰め物や被せ物の色
これらのものを白くすることは出来ません。
つまり、ホワイトニングで効果が出るのは天然の歯の部分のみになります。
(神経を抜いて変色した歯を白くする方法もございますが、歯に負担がかかりやすいです。)
そのほかのには
●虫歯の治療、歯周病の治療を先に終了させておくこと(病気の治療が先)
︎ ●知覚過敏が起きる場合がある(一時的に凍みやすくなる場合がある)
●︎白さは個人差がある (歯の厚み、質は個人ごとに違うため)
●︎白さは永久的ではない (白さを維持するには定期的に行う必要がある)
ということもございます。
しかし、ホワイトニングにより明るさのトーンが上がるだけでお顔の明るさも雰囲気も変わることもあります。
当院でも、よくご説明しご理解して頂いた上で、ホワイトニングを行なっております。
お気軽にご相談ください。
©大手町の歯医者、歯科 | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
ブラウン社様来院(オーラルB)
#0028
【ブラウン社様来院(オーラルB)】
今月は メーカーの方にお越しいただき製品の特徴やブラッシング時のポイントについて伺いました。
〈オーラルBの特徴〉
・PMTC(歯科医院で行われるプロフェッショナルメカニックティースクリーニング)時に使用されるブラシと
同形状の丸型ブラシ →角度を選ばす歯を一本一本包み込むので歯頚部や歯間部にも届きやすい。
・過圧を防ぐ安全機能搭載
→電動ブラシを強い圧で使用すると歯や粘膜を傷つける恐れがあります。
それを防ぐため一定以上の圧をかけると防止センサーが点灯する仕組みに
〈ブラッシング時のポイント〉
・ストローク(歯を横にスライドさせる動作)はしない。 一本につき2~3秒当てながら移動していくイメージです。
・その際、歯と歯茎の境目に沿うよう意識する。
この時磨きづらい奥歯は斜め45°にブラシを傾けると当たりやすいです。
〈歯科衛生士が実際に使用してみての感想〉
・個人的には、ソニッケアー(フィリップス社様)と比較するとやや圧が強いよう感じた。
歯肉に強い炎症がある方や歯肉が薄い方にはあまり向いていないかも…。
・しかし、振動の強弱をモード変換で変えるもしくは、ブラシも柔らかいものに変えることができるので
正しいものを選択できれ ばどんな方でもお使い頂けるとと思います。
・丸型のブラシも歯頚部や歯間部など当てるべき部位を理解し正しい角度づけさえできれば、平形よりプラーク除去効率は上がるのではと感じました。
オーラルBをお使いの方、または購入を検討している方のお力になれば幸いです。
いずれ他社メーカー様の商品についての記事も載せていければと思います。
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歯磨き粉のフッ素濃度が増えました
#0027
【歯磨き粉のフッ素濃度が増えました】
今回はご質問の多いフッ素についてお伝えしたいと思います。
よく「フッ素は効きますか?」というご質問がありますが、
基本的には歯ブラシやフロスでお口の中の汚れをしっかり落とすことが第一です。
その+αとしてフッ素の併用を行うことで虫歯の予防に効果がでると思います。
フッ素には
・プラークによる酸の産生を抑えて歯の脱灰を抑える
・再石灰化を促進して溶け出した歯を修復する
・歯質を強化して、酸に溶けにくい歯にする
といった効果があるので、う蝕(虫歯)予防にフッ化物は有効です。
今までは歯磨剤などに配合できるフッ化物の最大濃度が1000 ppmでしたが、1500 ppmまで配合できるようになりました。
厚生労働省より承認された、フッ化物濃度が1500 ppmの歯磨剤ですが、
1000 ppmを超える歯磨剤に関しては「6歳未満」の子どもには使用を控えることが推奨されていますので、
6歳以下のお子様のいるご家庭では子供用の歯磨剤を購入していただくと良いと思います。
欧米では1000~1500 ppmのフッ化物濃度を有する歯磨剤が一般的です。
各メーカーさんからはフッ化物濃度1500 ppmの歯磨剤が発売されていくようなので、注目してみてくださいね。
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当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。