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プラークコントロールの重要性
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【プラークコントロールの重要性】
明けましておめでとうございます。 新年を迎え、例年になく温暖な日々が続いておりますね。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今日はプラークコントロールについてお話します。
プラークコントロールとは、「歯に着いたプラーク(歯垢)の量を減らす事」を言います。
プラークコントロールは、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどのその他補助的清掃用具が必要になります。
ただ”歯を磨く”のではなく”プラークの量を減らす”事が目的です。
そして虫歯や歯周病の原因は主にプラークですので、プラークコントロールを行う事によって虫歯、歯周病を予防する事ができます。
また予防はもちろんですが、治療後もプラークコントロールを継続していく事が大切になります。
虫歯治療では天然の歯で修復しているのではなく、人工の異物で補っています。ですので長年使っていれば必ずギャップは生まれてきます。
そこから虫歯菌が入り込み、内側でまた虫歯になる事を2次カリエス(治療したのに再び虫歯になること)といいます。
それなので治療したら終わりではなく、”天然の歯よりも虫歯になるリスクが上がった”と捉え、 再発しないよう念入りにケアしていきましょう。
また歯周病治療でも歯石除去を行いますが、一番の治療法は患者さん自身がプラークコントロールを行う事です。
日々のプラークコントロールが出来ていないと歯周病治療の効果も半減してしまいます。
さらに、プラークコントロールは虫歯・歯周病だけでなく口臭予防にも繋がります。
皆さんも日々の予防を心がけいつまでも健康な歯を目指しましょう!
歯ブラシについて
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【歯ブラシについて】
よく患者さまより、「どういった歯ブラシを使うべきなのか?」というご質問を頂きます。
手動歯ブラシ、電動歯ブラシどちらがより良いのか? 歯ブラシの形状は?大きさは?毛の硬さは? 最近では様々な歯ブラシが流通しているので、ご自分にあったものを選択するのは大変ですよね。
歯ブラシに種類があるように、患者さんのお口の中(歯の並び方、大きさ、形など)もひとりひとりみなさん異なっています。 なので一概にこういったものを使うべきですというものはなく、ご自身のお口にあったものを是非見つけて頂ければと思います。
以下の文は、大まかなものではありますが歯ブラシの選択基準についてまとめたものになります。
①歯ブラシの大きさについて 歯ブラシの頭部は、小さめのほうが清掃しやすい。ただし、ある程度の大きさがないと清掃効率が悪くなる。
②毛の硬さについて 一般的に、かため、ふつう、やわらかめの3種類がある。
かためを選択するメリットとしては、やわらかめと比較した時にプラーク(歯垢)の除去率が高い デメリットは、ブラッシングの強い方が使用した場合歯や歯茎を傷つけてしまいやすくなる
やわらかめを用いるのに適しているのは歯周病など歯肉に炎症がある方 歯と歯茎をの境目(歯周ポケット)に毛先をいれて磨いて頂きたい為やわらかい~ふつうくらいの硬さが適している。
③手用歯ブラシと電動歯ブラシどちらがいいのか? 毛先を正しい角度で、プラーク(歯垢)の付着部位に当てて頂き、振動させ、除去して頂ければその手段が手用であっても電動であっても差はありません。
どのような歯ブラシを使用するかはもちろん大切ですが、それ以上にその歯ブラシを「きちんと使いこなせるか?」がとても重要になります。 歯ブラシの仕方を変えるだけで、新たな虫歯を防ぎ、歯周病の進行をとめることができます。
当院では専門の歯科衛生士がしっかりと患者さんのお口にあった歯ブラシの方法をご提案させて頂いておりますので、歯磨きでお悩みがある方はぜひ一度当院にお越し頂ければと思います。
プラーク(歯垢、しこう、バイオフィルム)ってなに?
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【プラークとは何かご存知ですか?】
皆さんこんにちは^ ^ 秋も深まり寒くなって参りましたが、いかがお過ごしでしょうか?
さて、最近よくテレビや雑誌などでプラークという言葉を見かけますが、皆さんはこのプラークの正体ご存知ですか?
実は以外と「聞いたことはあるけど何だかわからない…」という方は少なくありません!
そこで今日はプラークについてお話します^ ^
プラークとは細菌の塊(食べカスとは違います)です。約700種類の細菌がいると言われています。
そしてプラークはバイオフィルムという膜を張ります。 身近なもので例えると、排水溝のヌルヌルしたものも実はバイオフィルムなのです!
皆さん、あれはどうやって落としますか?
水で洗い流して落ちますか?落ちないですよね(;_;)
ヌルヌルを取るにはブラシまたはスポンジなどを使って落とします。
お口の中のプラークも一緒でうがいでは落ちません。 ですので、歯ブラシ、またはデンタルフロス、歯間ブラシなどを使用しなければ落とせないのです。
よくある洗口剤などには一切プラークを落とす作用はありません(プラークができにくくはしますが)。
またプラークは約24時間で形成されると言われています。 完璧にケアしても残念ながら翌日にはまたプラークが作られてしまうのです…^^;
ですので、毎日のケアが大切になってきます。
なぜプラークを落とす事が必要なのか、それはまたの機会にお話します^ ^
©大手町の歯医者、歯科 | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。