※患者様のご厚意でご紹介させて頂いております。
スウェーデン式歯周病治療#002
歯ぐきが赤く腫ている、虫歯も大きい |
治療後は抜歯を1本もせずに経過 |
上下の前歯、左下の奥歯などが「グラグラ」してきて今にも抜けそうで心配で来院されました。
歯ぐきをみてみると腫れや歯石があり、重度の歯周病と診断しました。歯に関しても大きな虫歯も多数あり、通常の治療では抜歯にならざるを得ない状態でした。
歯を極限まで残すために歯周病治療(スウェーデン式歯周病治療)を中心に行い、歯の根の治療(米国式歯内療法)、虫歯の治療、などを含めた「一口腔単位の総合治療」を行う方針となりました。
今回行った治療は以下の通りです。
STEP① スウェーデン式歯周病治療(重度) :歯周病の治療
STEP② 根管治療 :歯の根の治療
STEP③ 虫歯は歯をできるだけ削らないで治療する方針で行った:虫歯の治療
STEP④ 咬み合わせの治療(補綴治療):冠を被せる治療
STEP⑤ 定期的なチェックとクリーニング(メインテナンス):歯を長持ちさせる処置
歯周病も虫歯も大きく進んでいた |
②⑤⑥は歯を抜かずに治療し11年経過
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②⑤⑥の歯はグラグラしていた歯でしたが、歯周病の治療と歯の根の治療により抜かずに11年以上抜かずにご使用して頂くことができました。
※根の「欠片(かけら)」の①③④⑦はお取りしております。
下の画像は②⑤⑥の治療後のレントゲンの様子になります。
矢印の部分の骨が出来てきている(上前歯) |
矢印の部分の骨が出来てきている(下前歯) |
②⑤の歯を支えている「歯ぐきの骨」(矢印の部分)が白く出来てきている様子がわかります。
大きな虫歯だった左下奥歯の ⑥も歯周病治療と歯の根の治療により抜かずに治療ができ、11年以上お使い頂くことができています。
膿の袋(矢印)も2年後には無くなって新しい歯ぐきの骨ができています。
米国式歯内療法で歯を残して治療後11年 |
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■治療内容と結果 :重度の歯周病に対してスウェーデン式歯周病治療(重度)を行った。歯の根の治療、虫歯の治療、を含む一口腔単位の総合治療を行った。歯周外科手術は行わずにもかかわらず、多くの歯を残すことができ11年以上歯を1本も失わず経過した。治療期間7ヶ月。
■主なリスクや副作用:歯周病の再発を防ぐために定期的なメンテナンスを3~4ヶ月毎に行う必要がある。副作用はない。また、個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:スウェーデン式歯周病治療(重度) 320,000(税込352,000)
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