症例:歯の根の治療
根管治療 東京 | 大きく歯を削らない根管治療(上奥歯)
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歯の根の治療#009
治療前は膿の袋の痕がある |
被せものは外さずに治療終了 |
上の奥歯に膿の袋ができて、歯ぐきのに膿の袋の痕(あと)が見つかりました。
通常、歯の根の治療を行う場合は被せものをすべて取り除き、歯を大きく削りながら行いますが、虫歯もなく昔入れたセラミックスインレーも異常が無いため、今回は歯を削る量を最小限にする米国式歯内療法(=マイクロエンド)を選択しました。
治療中①(顕微鏡) |
治療中②(顕微鏡) |
治療中①:肉眼で見えないため、歯科用顕微鏡を使用しながら根の内部にお薬を入れる。
治療中①:唾液の侵入を防ぎ、隙間ができないよう、ラバーダム防湿と歯科用顕微鏡を使用しながら穴を塞ぐ。
上の奥歯は根の数が3~4本あります。ラバーダム防湿(唾液侵入防止用)、ニッケルチタンファイル(形状記憶合金製)を使用し、すべての根を清掃消毒した後に最終的なお薬(ピンク)をお入れして根の治療を終了。
3本ある根の先端までお薬が入っていることを確認後(黄色点線)、コンポジットレジンで治療のために開けた穴を塞ぎ治療終了しました。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
通常の方法は歯を大きく削る |
マイクロエンドは歯を大きく削らない |
※マイクロエンド:歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)、ラバーダム防湿法、ニッケルチタンファイル、を使用した歯の根の治療方法の呼び名の一つ。当院では米国式歯内療法と呼んでいます。
■治療内容と結果 :被せものを外さず、大きく歯を削らずに根管治療ができた。また、根の先の膿の袋の痕も無くなった。
■主なリスクや副作用:副作用はないが成功率は100%では無いこと。将来的な歯の破折のリスクは残る。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯) 110,000(税込 121,000)
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根管治療 東京 | 歯を抜かずに治療した例:40歳代
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歯の根の治療#008
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右下一番奥の歯がお痛みがあり、歯が「グラグラ」するとのことでした。
ご事情をお聴きしたところ、一度お痛みががでた時に他院様で「抜歯してインプラント」の御提案されため「歯を抜かずにできる治療法はないか?」とのご相談でした(セカンドオピニオン)。
早速レントゲンを撮影して診査したところ、右下の一番奥の歯(下顎第二大臼歯、かがくだいにだいきゅうし)の周りの骨(歯槽骨、しそうこつ)が大きく溶けていることが分かりました(治療前のレントゲンの青矢印部)。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
歯ぐきの骨が溶ける(=吸収)の原因としては
①根の内部の汚れ
②歯周病
が考えられるため、歯を抜かずに治すためには両方の治療を確実に行う必要があります。
最初に、歯の根の治療(根管治療、こんかんちりょう)をおこない、その後に歯周病の治療を行う治療計画をお立てしました。
歯の根の治療を行って5ヶ月後には歯ぐきの骨が回復(≒再生)してきていることが確認できたため、最も耐久性が高いゴールドクラウンの製作に移りました。治療後のレントゲンで歯の根の周りが白くなり歯ぐきの骨ができていることが分かります(治療後のレントゲン、隣の歯も治療済み)。
説明①(治療前) |
説明②(治療後) |
今回の歯は根の曲がり具合が複雑(逆S字状。説明①の黄色点線部)のため難易度が極めて高く通常の治療方法では根の先端部まで消毒のお薬が到達しない可能性が考えられました。
そのため、確実に治療を行うために歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用しながら根の管(根管)の曲がりを修正しながら根の先までお薬をお入れする方法をとりました(説明②黄色点線部)。
■治療内容と結果 :他院様で抜歯と判断(診断)された下の奥歯(下顎第二大臼歯)を「米国式歯内療法(大臼歯)」行なうことで歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:成功率は100%では無いこと。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯) 110,000(税込 121,000)
ゴールドクラウン 130,000(税込 143,000)
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歯の根の治療 東京大手町 | とい(樋)状根の治療:40歳代
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歯の根の治療#007
治療前 |
治療後 |
右下の一番奥の歯の根の部分に膿の袋ができてきて、咬むとお痛みがあるとのことで来院されました。
昔神経をお取りした歯とのことでした。
拝見したところ、歯の根元部分にサイナストラクト(膿の出口)が確認できいることが分かります(治療前 矢印小)。
下の一番奥の歯(下顎第2大臼歯 説明①)は歯の根の形が複雑な場合が多く、とい(樋)状根と呼ばれる形が約30%ほどあり治療の難易度が高くなる傾向があります(根の管の入り口の形 説明②)。
とい状根は管が複雑につながってU字形になっており、根の先の部分(根尖孔)の位置が分りづらく「谷」の様な形のため汚れが内部に残り易く、きれいにすることに平均的な根より時間がかかります。
説明①(下の一番奥の歯) |
説明②(とい状根) |
冠をお外しして治療を開始したところ、歯の内部の汚れがあり、根管(昔神経があった管)の形態も、とい状根であることが分りました(治療中①)。
治療中①(歯の上から見た画像) |
治療中②(歯の上から見た画像) |
歯の内部に、だ液や細菌が入り込まないように隔壁(かくへき:歯の周りに壁をつくること)を作り、感染源となる古いお薬を取り残さないように歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で見ながら取り除き、ラバーダム防湿法を使用し最終的なお薬を詰めました(治療中② ピンクの部分がUの字状に見える)。
サイナストラクトが無くなったことを確認し、歯が割れにくいよう土台をファイバーコアで補強し、被せ物は機能性と耐久性が高いゴールドクラウン(見える部分は白く加工)を被せました。治療期間3ヶ月。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
治療前のレントゲンで根の先にあった膿の袋(矢印小 やや黒い部分)は治療後のレントゲンで無くなったことが確認できました。
■治療内容と結果 :サイナストラクトがあり、とい状根の奥歯を「米国式歯内療法(大臼歯)」行なうことで歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:成功率は100%では無いこと。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯) 110,000(税込 121,000)
ファイバーコア 30,000(税込 33,000)
ゴールドクラウン 130,000(税込 143,000)
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歯の根の治療 東京 | 大きく腫れた歯の治療:50歳代
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歯の根の治療#006
治療前 |
治療後 |
50歳代の方で、右下の奥歯の根元が大きく腫れて来院されました。
痛み止めを飲まないと我慢できないほどのお痛みがあり、お口も開けることができない状態でした。
拝見したところ、歯の根元部分が大きく腫れ、中央部から白い膿も出てきていることがわかります(矢印小)。
腫れが大きく、お痛みも強いため抜歯も想定できましたが、歯を抜かずに治療したいという強いご希望がありましたので、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)とラバーダム防湿法を使用した「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療、こんかんちりょう)」を行ない歯を抜かずに治療することを試みました。
治療中(消毒前) |
治療中(消毒後) |
※歯の上から見た画像
化膿止め(抗生剤)をお飲み頂き、お口が開くようになってから本格的な治療を開始し、今まであった古いお薬を取り除き消毒をおこないました。
消毒終了後、最終的なお薬(ピンク色)を隙間なく根の先までお入れして根の治療を終了。
腫れやお痛みが無いことを確認後、機能性と耐久性が高いゴールドクラウン(見える部分は白く加工)を被せました。治療期間5ヶ月。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
治療前のレントゲンで根の先にあった膿の袋(矢印小)は治療後のレントゲンで無くなったことが確認できます。
■治療内容と結果 :大きく腫れた奥歯を「米国式歯内療法(大臼歯)」行なうことで歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:成功率は100%では無いこと。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯) 110,000(税込 121,000)
ゴールドクラウン 130,000(税込 143,000)
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歯の根の治療 東京 | 残った器具を取り除いた例:50歳代
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歯の根の治療#005
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
50歳代の方で、外れた冠の作り直しをご希望で来院されました。
レントゲンで根の内部に昔治療した時の器具(黄色点線)が残っていることが分かり、治療を成功させることが難しいケースと判断できたため歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した「根管内異物除去(こんかんないいぶつじょきょ)」と「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療、こんかんちりょう)」を行ないました。
治療中(除去前) |
治療中(除去後) |
残っている器具(青矢印)の直径は0.2㎜と非常に細いため肉眼では確認不可能。器具が残っていると消毒薬が根の先まで届かないため、歯科用顕微鏡を使用し取り除きました。
※歯の内部を拡大した画像
治療前 |
治療後 |
無事残った器具を取り除くことができたため、消毒のお薬を根の先まで詰めて根の治療を終了。最終的には審美性の高いオールセラミックスクラウンを被せました。治療期間5ヶ月。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
治療前のレントゲンで根の先にあった器具(黄色点線)を取り除き、治療後のレントゲンで根の先の部分までお薬が到達しているいことが確認できます。
■治療内容と結果 :残った器具のを取り除き「米国式歯内療法(小臼歯)」おこなった。歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:残った器具を取り除く治療は難易度が高いため成功率は100%では無いこと。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(小臼歯) 90,000(税込 99,000)
根管内異物除去 25,000(税込 27,500)
オールセラミックスクラウン 140,000(税込 154,000)
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歯の根の治療 東京 | 膿の袋がある歯の治療:30歳代
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歯の根の治療#004
治療前 |
治療後 |
30歳代男性の方で、左下の奥歯の腫れとお痛みで来院されました。
拝見したところ左下の一番奥の歯の根元が腫れている状態でした(矢印部分)。過去に1度根の治療をしている歯ではありますが、もう一度根の治療をやり直すことをご希望され「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療、こんかんちりょう)」を開始しました。
治療中(根管口①) |
治療中(根管口②) |
上から穴をあけてみた所、昔つめていたお薬が黒く変色していることが確認でき(根管口①)歯の内部が黒く汚れていることが確認できました。
古いお薬を取り除くと根の管(根管、こんかん)の入り口(根管口②)が見えてきました。
通常、根管は「丸い穴」状ですがこのケースは「Uの字」の形(矢印部分)をした「樋状根(といじょうこん)」という複雑な根の形をしたタイプのため治療の難易度が大きいタイプであることがわかりました。
治療中(根管口③) |
治療中(根管口④) |
ミゾ型の根管を歯科用顕微鏡をみながら汚れを取り除き(根管口③)、外部から細菌やだ液が入り込まないようにラバーダム防湿法を行ない、最終的なお薬(ピンク)を隙間なく詰め根の治療を終了(根管口④)。
根の治療終了後、仮歯を被せた状態で食事などして頂き経過が良好であることを確認した後、ゴールドクラウン(表は白く加工)を被せすべての治療が終了。治療期間6ヶ月。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
治療前のレントゲンで根の先にあった膿の袋(矢印部分)が治療後ではで無くなっていることが確認できました。
■治療内容と結果 :腫れや膿の袋があった歯に「米国式歯内療法(大臼歯)」おこなった。痛みや腫れが無くなり、歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:歯の神経の形状は極めて細く複雑なため成功率は100%では無いこと。また、歯の厚みが薄くなるため将来的に歯が割れる(歯根破折)のリスクが大きくなる。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯)110,000(税込121,000)
ゴールドクラウン 130,000(税込143,000)
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歯の根の治療 東京 | 大きな膿の袋がある歯の治療:40歳代
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歯の根の治療#003
矢印の部分が膿の袋 |
下の前歯の場所 |
40歳代女性の方で、下の前歯に大きな膿の袋があるため他院様で抜歯と言われ、心配になりセカンドオピニオンで来院されました。
レントゲンを撮影し、拝見したところ下前歯の根の先に大きな膿の袋(矢印部分)あることがわかりました。
歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で根の内部に破折線(割れ、ひび)が無いことが確認、根の内部の汚れ(細菌感染)が膿の袋の原因と確定できたためだ液や細菌が入り込まないようにラバーダム防湿法を使用しながら治療をおこないました。
4ヶ月ほどお薬で消毒(暫間充填)し膿の袋が小さくなってきていることを確認した後、最終的なお薬を詰めて治療を終了。
歯の裏側から小さい穴をあけて治療したので見た目の変化はありませんでした。治療期間7ヶ月。
治療終了1年7ヶ月後にレントゲン撮影をおこない、大きかった膿の袋は無くなっており新しく骨ができていることを確認しました。
■治療内容と結果 :大きな膿の袋がある歯に「米国式歯内療法(前歯)」をおこなった。膿の袋は無くなり、歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(前歯) 70,000(税込 77,000)
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歯の根の治療 東京 | 割れた歯の治療:20歳代
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歯の根の治療#002
治療前(歯の裏側) |
治療後(1年後) |
20歳代女性の方で、左上の奥歯の腫れとお痛みで来院されました。
拝見したところ左上第二小臼歯の裏の歯ぐきが赤く腫れて(青矢印)いる状態でした。昔神経の治療した事があり、虫歯も大きかったとのことから、歯が薄くなっており根の部分が割れている可能性が考えられました。
治療中(冠を外した状態) |
治療中(さらに土台を外した状態) |
白い冠と金属製の土台を取り除き、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で根の内部を確認した所、内部に破折線(割れ、ひび)があることが確認できました(青矢印)。ここからの細菌感染が腫れの原因と確定。
通常、歯の根の部分が割れている場合は治療しても治り難いため「抜歯(歯をお取りする)」することが多いですが、患者様の「歯を残したい」という強いご希望があったため「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療)」と破折線の対応として接着性レジンを使用した土台「ファイバーコア」を使用して歯の根の部分の一体化をはかりました。
治療中(破折線を消毒) |
治療中(薬が入った状態)
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外部から、だ液や細菌が入り込まないようにするためにラバーダム防湿法(歯の周りの青い部分)を使用し、歯科用顕微鏡で汚れの取り残しが無いことを確認後、最終的なお薬(ピンク)を隙間なく詰め、歯の根の治療を終了しました。
治療中(ファイバーポスト) |
治療の前後の比較(歯の表側)
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治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン(1年後)
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さらに、破折線の処置として接着性レジンとファイバーポストを併用した土台をつくり、審美性の良いオールセラミックスクラウンを被せました。レントゲンでも膿の部分(青矢印)が白くなり1年後には歯ぐきの骨が改善している様子が確認できました。治療期間7ヶ月。
※ファイバーコアに使用するファイバーポスト(グラスファイバー製)は硬さが歯に近く弾力性があるため、破折した歯には有利に働く。
■治療内容と結果 :腫れや痛みがあり、歯が割れている歯に「米国式歯内療法(小臼歯)」と破折対策処置にファイバーコアをおこなった。痛みや腫れが無くなり、歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:歯の根の部分が割れている場合の成功率は低く、一旦症状が改善しても再び歯が割れる可能性は残る。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(小臼歯) 90,000(税込 99,000)
ファイバーコア 30,000(税込 33,000)
オールセラミックスクラウン 140,000(税込 154,000)
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歯の根の治療 東京 | 下の奥歯の膿の袋:50歳代
※患者様のご厚意でご紹介させて頂いております。
歯の根の治療#001
治療前 |
治療後(仮歯) |
50歳代男性の方で、右下の奥歯の腫れとお痛みで来院されました。
拝見したところ右下の奥から2番目の歯の根元の部分が大きく腫れて膿がたまっている状態でした。昔銀歯を被せた事があることから、その時の虫歯が大きく歯の厚みも薄くなっている事が考えられました。
長年の使用により、歯に亀裂(マイクロフラクチャー)ができ、徐々に神経が死んでしまい「神経が死ぬ→腐敗して膿がたまる」状態になったことが想定できます。
歯の根の内部(根管、こんかん)の汚れを取り除き、消毒する必要がありますので「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療)」を開始しました。
治療前(根管口) |
治療後(根管口) |
銀歯を取り除き、歯の根の入り口の穴(根管口、こんかんこう)を確認。予想通り内部の神経は死んでおり「ミイラ化(壊死、えし)」していることがわかりました。
外部からだ液や細菌が入り込まないようにしラバーダム防湿法を使い、歯科用顕微鏡で汚れの取り残しが無いことを確認後、最終的なお薬(ピンク)を隙間なく詰め、歯の根の治療を終了しました。根の治療期間5週間。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
■治療内容と結果 :大きく腫れ、膿の袋があった歯に「米国式歯内療法(大臼歯)」おこなった。痛みや腫れが無くなり、歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:歯の神経の形状は極めて細く複雑なため成功率は100%では無いこと。また、歯の厚みが薄くなるため将来的に歯が割れる(歯根破折)のリスクが大きくなる。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯)110,000(税込121,000)
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当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。