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デンタルフロスを使うと何が良いのか?
#0119
【デンタルフロスを使うと何が良いのか?】
さて今回はデンタルフロスについてのお話です。
皆さま、デンタルフロスは毎日使っていますか?使った方が良い理由をお話いたします。
■歯ブラシだけでは不十分のため
実はきちんと歯みがきをしていても、歯ブラシだけでは歯の汚れやプラーク(歯の表面に付着している細菌のかたまりのこと)をきれいに取り除くことはできません。
なぜなら、歯と歯の間には歯ブラシの毛先が届きにくいためです。
そこでデンタルフロスを活用します! デンタルフロスとは、歯と歯の間に残った食べかすやプラークを取り除くための細長い糸のことです。先ほどお話しした、歯ブラシで届きにくい汚れを取り除くことを目的とした清掃道具のひとつです。
歯の表面をきれいにしていても、歯と歯の間にプラークや食べかすが残っていると虫歯や歯周病の原因となってしまうのです…。
■口臭の予防にも役立つため
また、デンタルフロスは口臭の予防にも非常に効果的です。食べかすが歯と歯の間に残ると、時間が経つにつれて細菌によって分解され、臭いを発生させます。デンタルフロスを使ってこれらの食べかすを取り除くことで、細菌の活動を抑え、口臭を予防できます。
そして歯の表面や歯間に残ったプラークも、口臭の原因にもなります。デンタルフロスを使って歯間の食べかすやプラークを効果的に取り除くことで、歯周病や虫歯のリスク、口臭の原因を減らすことができます。
■歯ブラシとフロスはどっちらが先?
歯ブラシとフロスはどっちが先? 歯ブラシとフロスの順番については、一般的にはフロスを先に使う方が効果的だとされています。 そのため、フロス → 歯ブラシきという順番で行うのが理想的です。
日々の歯磨きにデンタルフロスを取り入れることで、口腔内の清潔を保ち、健康な歯と歯茎を維持することができます。デンタルフロスは歯磨きの補完的な役割を果たし、手軽にできる予防ケアとして、毎日の習慣に組み込むことが望ましいです!
© 大手町の歯医者 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1丁目5-1大手町ファーストスクエアWEST1階
歯ぎしりの原因と治療法
#0118
【歯ぎしりの原因と治療法】
寒さ肌にしみる頃、お変わりございませんでしょうか。
■こんな症状はありませんか?
いきなりですが、下記のチェック項目をご覧頂きたいと思います。
✔︎︎︎︎日中に上下の歯があたり、食いしばっていることに気付いた
✔︎︎︎︎朝起きたら顎の疲れ、熟睡できていない感じがある
✔︎︎︎︎歯ぎしりや食いしばりを指摘されたことがある
✔︎︎︎︎首こり肩こりがひどい
✔︎︎︎︎だんだんエラが張ってきた。顔が大きくなってきた
✔︎︎︎︎頬の筋肉にはりやこりがある
✔︎︎︎︎知覚過敏の歯がある
✔︎︎︎︎詰め物が取れやすい
✔︎︎︎︎歯がすり減って噛めない部分がある
✔︎︎︎︎歯でお口の中を傷つけたことがある(口内炎になったことがある)
このチェック項目に該当することがあれば、一度当医院にいらっしゃってください。
歯ぎしり・食いしばりによる弊害が発覚し早めに対処できる可能性があります。 近年、歯ぎしりや食いしばり、また、それらからくる首こり肩こり偏頭痛でお悩みの方が多くいらっしゃいます。
その多くが無意識で食いしばっていて、ある時ふと食いしばっていることに気付く方や、眠っている最中に歯ぎしり食いしばりをしていて、朝起きたときに顎が疲れている。またはパートナーに指摘されたりして気付く方です。
また、歯ぎしり食いしばりで歯にヒビが入って虫歯になられたり、歯や歯根が破れたりする方も増えてきました。歯ぎしり・食いしばりは歯を破壊し、身体にも様々な障害を起こしますので、放置せずに早めに解決することが必要な場合があります。
■歯ぎしり・食いしばりの原因としていくつか考えられます。
1.過蓋咬合による歯ぎしり・食いしばり 過蓋咬合とは深い噛み合わせのことで、不正歯列のひとつです。下の歯に上の歯が覆いかぶさるほど深い噛み合わせで、奥歯で強く噛みしめてしまいます。また、噛み合わせのバランスが悪いとその部位を無意識に削ろうとして歯ぎしりする方もおられます。
2. 奥歯で嚙む癖がある ∟ 現代の食事は柔らかい食べ物が多く、前歯を使わずに奥歯で嚙む習慣が付いてしまいます。奥歯で嚙むことで筋肉に強い緊張が生まれ、脳がその緊張を記憶するため睡眠中でも奥歯では歯ぎしり・食いしばりするという悪習慣が生まれてしまいます。
3. ストレスによる歯ぎしり・食いしばり ∟ 現代社会や人間関係によるストレス、新型コロナウイルスによって人との交流が遮断されることで起こるストレスなど様々な要因で歯ぎしり・食いしばりをしてしまう方が増えてきています。
■治療法ですが
原因についていくつか説明しましたので、次に歯ぎしり食いしばりにどんな治療法があるかのお話をしたいと思います。
いくつかある治療法の中でも、今回はボトックスについてご紹介させていただきます。ボトックス(ボツリヌス)とは、ボツリヌストキシンと呼ばれる複合毒素から毒素を取り除かれて抽出されたタンパク質の一種です。
美容の世界ではシワ取りで使用されているので有名ですが、歯科では筋肉を弛緩させる作用があるため、歯ぎしり・食いしばりに有効な治療法です。
歯ぎしり、食いしばりの改善 顎関節症の改善 発達した咬筋を弛緩させる ガミースマイルの改善 花粉症、口呼吸の緩和 効果の持続力には個人差がありますが、8~10ヶ月が概ね目安となっています。
永続的な効果があるわけではありませんので、定期的に治療を行うことで効果の持続と改善が顕著になります。また、持続時間が長くなっていく傾向もあります。当医院でもボトックス治療を行っていますので、1度歯科医師と御相談してみてはいかがでしょうか。
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フッ素は本当に危険なのか?
#0117
【フッ素は本当に危険なのか?】
皆様こんにちは。 最近、ようやく寒くなってきましたね。 丸の内仲通りのイルミネーションも始まりました! 今回はフッ素の危険性についてです。
たまに患者様からフッ素は危険なのか、身体に悪いのではないかと聞かれることがあります。
そもそもフッ素とは元素番号9番の元素です。自然界ではイオン化して別のものと結合していることが多く、その場合は「フッ化物」といいます。このため、最近では「フッ素塗布」というよりも「フッ化物塗布」「フッ化物応用」などと呼ばれることが多くなっています 。
フッ化物は、実は私たちが日常的に口にする食品にも広く含まれており、魚介類、海藻類、海水塩などにも比較的多く含まれ、肉類や野菜、果実などほとんどの食品に微量ながらも含まれているのです。
体への影響についてですが、 フッ素には、確かに健康被害を生じさせるリスクがあります。フッ素を過剰に摂取すると、急性中毒を引き起こすことがあるからです。
それはあくまでフッ化物を“摂取”した場合に限ります。
フッ素入り歯磨き粉の使用やフッ素塗布は、歯にフッ素を作用させるだけであり、身体の中に摂りこむ処置ではありません。
そのため、高濃度のフッ素を作用させたとしても、健康被害が生じることはまずないのです。
ただし、取り扱いを誤ると人体に悪影響を及ぼすこともあるので、歯科医師や歯科衛生士といった専門家が施術する必要があります。
このように、プロフェッショナルが行うフッ素塗布は人体に影響はありません。万全を期した状態で施術するため、ご安心ください。
© 大手町の歯科 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1丁目5-1大手町ファーストスクエアWEST1階
当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。