※患者様のご厚意でご紹介させて頂いております。
歯の根の治療#001
治療前 |
治療後(仮歯) |
50歳代男性の方で、右下の奥歯の腫れとお痛みで来院されました。
拝見したところ右下の奥から2番目の歯の根元の部分が大きく腫れて膿がたまっている状態でした。昔銀歯を被せた事があることから、その時の虫歯が大きく歯の厚みも薄くなっている事が考えられました。
長年の使用により、歯に亀裂(マイクロフラクチャー)ができ、徐々に神経が死んでしまい「神経が死ぬ→腐敗して膿がたまる」状態になったことが想定できます。
歯の根の内部(根管、こんかん)の汚れを取り除き、消毒する必要がありますので「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療)」を開始しました。
治療前(根管口) |
治療後(根管口) |
銀歯を取り除き、歯の根の入り口の穴(根管口、こんかんこう)を確認。予想通り内部の神経は死んでおり「ミイラ化(壊死、えし)」していることがわかりました。
外部からだ液や細菌が入り込まないようにしラバーダム防湿法を使い、歯科用顕微鏡で汚れの取り残しが無いことを確認後、最終的なお薬(ピンク)を隙間なく詰め、歯の根の治療を終了しました。根の治療期間5週間。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
■治療内容と結果 :大きく腫れ、膿の袋があった歯に「米国式歯内療法(大臼歯)」おこなった。痛みや腫れが無くなり、歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:歯の神経の形状は極めて細く複雑なため成功率は100%では無いこと。また、歯の厚みが薄くなるため将来的に歯が割れる(歯根破折)のリスクが大きくなる。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯)110,000(税込121,000)
©東京で歯の根の治療なら | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1丁目5-1大手町ファーストスクエアWEST1階