※患者様のご厚意でご紹介させて頂いております。
歯の根の治療#006
治療前 |
治療後 |
50歳代の方で、右下の奥歯の根元が大きく腫れて来院されました。
痛み止めを飲まないと我慢できないほどのお痛みがあり、お口も開けることができない状態でした。
拝見したところ、歯の根元部分が大きく腫れ、中央部から白い膿も出てきていることがわかります(矢印小)。
腫れが大きく、お痛みも強いため抜歯も想定できましたが、歯を抜かずに治療したいという強いご希望がありましたので、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)とラバーダム防湿法を使用した「米国式歯内療法(歯の根の治療、根管治療、こんかんちりょう)」を行ない歯を抜かずに治療することを試みました。
治療中(消毒前) |
治療中(消毒後) |
※歯の上から見た画像
化膿止め(抗生剤)をお飲み頂き、お口が開くようになってから本格的な治療を開始し、今まであった古いお薬を取り除き消毒をおこないました。
消毒終了後、最終的なお薬(ピンク色)を隙間なく根の先までお入れして根の治療を終了。
腫れやお痛みが無いことを確認後、機能性と耐久性が高いゴールドクラウン(見える部分は白く加工)を被せました。治療期間5ヶ月。
治療前のレントゲン |
治療後のレントゲン |
治療前のレントゲンで根の先にあった膿の袋(矢印小)は治療後のレントゲンで無くなったことが確認できます。
■治療内容と結果 :大きく腫れた奥歯を「米国式歯内療法(大臼歯)」行なうことで歯を抜かずに治療ができた。
■主なリスクや副作用:成功率は100%では無いこと。副作用はない。個々の患者様の状態は異なるため、治療の結果も異なることをご了承くださいませ。
■費用:米国式歯内療法(大臼歯) 110,000(税込 121,000)
ゴールドクラウン 130,000(税込 143,000)
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