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【プラークコントロールの重要性】
明けましておめでとうございます。 新年を迎え、例年になく温暖な日々が続いておりますね。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
今日はプラークコントロールについてお話します。
プラークコントロールとは、「歯に着いたプラーク(歯垢)の量を減らす事」を言います。
プラークコントロールは、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどのその他補助的清掃用具が必要になります。
ただ”歯を磨く”のではなく”プラークの量を減らす”事が目的です。
そして虫歯や歯周病の原因は主にプラークですので、プラークコントロールを行う事によって虫歯、歯周病を予防する事ができます。
また予防はもちろんですが、治療後もプラークコントロールを継続していく事が大切になります。
虫歯治療では天然の歯で修復しているのではなく、人工の異物で補っています。ですので長年使っていれば必ずギャップは生まれてきます。
そこから虫歯菌が入り込み、内側でまた虫歯になる事を2次カリエス(治療したのに再び虫歯になること)といいます。
それなので治療したら終わりではなく、”天然の歯よりも虫歯になるリスクが上がった”と捉え、 再発しないよう念入りにケアしていきましょう。
また歯周病治療でも歯石除去を行いますが、一番の治療法は患者さん自身がプラークコントロールを行う事です。
日々のプラークコントロールが出来ていないと歯周病治療の効果も半減してしまいます。
さらに、プラークコントロールは虫歯・歯周病だけでなく口臭予防にも繋がります。
皆さんも日々の予防を心がけいつまでも健康な歯を目指しましょう!