#0078
【歯ぎしりを筋電計で調べます!】
朝晩は涼しくなり始め秋の気配を感じはじめた今日この頃。
いまだ感染人数はおさまらず、落ち着かない日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
当院では以前ご紹介させていただいた対策のほか、スタッフ各自が定期的に唾液による抗原検査などを行い感染対策に努めております。
さて今月は、新しく導入された機器について簡単にお話させていただこうと思います。
■歯科で筋電計って?
みなさんの中で、歯ぎしりや噛み合わせの強さにお悩みの方はいらっしゃいますか?
例えば・・「昔から詰め物が取れやすい」「セラミックスが欠ける」「朝起きるとあごが痛い」などの例が挙げられます。
これまで問診や口腔内初見での判断に委ねられていた睡眠時の噛み合わせの評価を、専用の筋電図解析と筋電計による測定で客観的な評価が可能になりました。
簡単に言うと、歯ぎしりの状態をグラフで表し、目でわかるようになったというわけです。
■歯ぎしりの状態を知るメリット
睡眠時の噛み合わせによるお口の中への影響は様々な歯科疾患のリスクになります。
例を挙げると・・
・マウスピースを使用したほうが良いかどうかの判断
・被せ物の素材(金属~セラミックス)の選択の判断
・インプラント治療をおこなうにあたってのリスク判断
・歯周病の悪化の要因などになって無いかの判断
など、ご自身の噛み合わせの力の強さを把握することはとても重要になります。
機器自体はとても小さく軽量なので、患者様ご自身に機械をお持ち帰りいただき、ご自宅での測定が手軽に行えます。
■実際わたしも試してみました!
先日、実際わたしも試してみましたが、片側の頬の筋肉の膨らんでいるところに装置を装着するだけで拘束感や違和感は全くなく、普段と変わらず眠ることができました。
ご興味やご質問がございましたら詳しくお話させていただきますのでお気軽にお声がけください。
© 大手町の歯科 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F