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【歯ぐきの下に歯石…?】
歯石とは、プラーク(歯垢)が石灰化(せっかいか=固くなること)したものですが、歯石には2種類あることをご存知でしょうか?
実は歯石には
①歯ぐきの上に出来る白い歯石と、
②歯ぐきの下に出来る黒い歯石、 の2種類あります。
歯ぐきの上に出来る歯石は白っぽいもので縁上歯石(えんじょうしせき)といいます(見たことがある方も多いと思います)。 では、歯ぐきの下に出来る歯石ですが、これは実は黒い色をしているのです。
これは、縁下歯石(えんかしせき)と呼ばれ、血液が混ざっているため黒くなります。どちらの歯石も細菌の死骸(しがい)でその表面に細菌が付いていることが多いため、歯ぐきの腫れの原因になり、歯周病を悪化させます。
一度、歯石になってしまうと固くなりブラッシングでは取れなくなるため、「固い歯石」にしないよう「やわらかいプラーク」のうちに、ブラッシングで取り除く必要があります。
歯石を再び付けないためにも丁寧なブラッシングが必要になります。
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