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【フッ素は本当に危険なのか?】
皆様こんにちは。 最近、ようやく寒くなってきましたね。 丸の内仲通りのイルミネーションも始まりました! 今回はフッ素の危険性についてです。
たまに患者様からフッ素は危険なのか、身体に悪いのではないかと聞かれることがあります。
そもそもフッ素とは元素番号9番の元素です。自然界ではイオン化して別のものと結合していることが多く、その場合は「フッ化物」といいます。このため、最近では「フッ素塗布」というよりも「フッ化物塗布」「フッ化物応用」などと呼ばれることが多くなっています 。
フッ化物は、実は私たちが日常的に口にする食品にも広く含まれており、魚介類、海藻類、海水塩などにも比較的多く含まれ、肉類や野菜、果実などほとんどの食品に微量ながらも含まれているのです。
体への影響についてですが、 フッ素には、確かに健康被害を生じさせるリスクがあります。フッ素を過剰に摂取すると、急性中毒を引き起こすことがあるからです。
それはあくまでフッ化物を“摂取”した場合に限ります。
フッ素入り歯磨き粉の使用やフッ素塗布は、歯にフッ素を作用させるだけであり、身体の中に摂りこむ処置ではありません。
そのため、高濃度のフッ素を作用させたとしても、健康被害が生じることはまずないのです。
ただし、取り扱いを誤ると人体に悪影響を及ぼすこともあるので、歯科医師や歯科衛生士といった専門家が施術する必要があります。
このように、プロフェッショナルが行うフッ素塗布は人体に影響はありません。万全を期した状態で施術するため、ご安心ください。
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