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【インビザラインのブログ 東京 | スタッフの私がマウスピース矯正を体験】

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スタッフ
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皆さんこんにちは。
今回、私がインビザライン(マウスピース矯正)をおこなったのでご紹介したいと思います。
矯正治療を考えている方の参考になればうれしく思います。
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【解説】インビザラインは透明なマウスピースを交換しながらおこなう矯正治療法のひとつです。
米国では1997年から、日本では2006年からおこなわれています。
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Dr.島倉
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スタッフ
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このブログはマウスピース5個目の時点で書いたものです...。
10日ごとに新しいマウスピースに替える予定ですが実は10日目だと緩い位なので装着9日間、10日目に替えています。
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【解説】マウスピースの交換は原則14日(2週間)ですが、歯の動きが良い場合は交換のタイミンを早めることもあります。
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Dr.島倉
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スタッフ
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そもそも、やろうと思ったきっかけですが、
①上の前歯の捻転(ひねったような感じ)、下の前歯のずれが年々大きくなってきているの気がしていた。
②歯並び全体の影響が心配。
③強く当たっている歯が削れてきて形が不ぞろいになってきた。
④サ行を発音する時に歯の隙間から空気が抜け「歯笛」みたいな音がすることがでてきた。
以上が気になってきたからです。
さらに他に最近矯正を希望される患者様はインビザラインを選択される方が多くなってきていたので どういったメリット・デメリットがあるのか体験してみたいという気持ちもありました。
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【解説】上の前歯の「捻転(ねんてん)」といいます。向かって右隣の歯は反対咬合(はんたいこうごう)の状態と言います。すき間もありますね。
年齢と共に歯並びは変わってきます。特に前歯は歯が重なりがだんだん大きくなってくる傾向があります。
インビザラインを始めるには、①お顔とお口の写真撮影 ②レントゲン撮影 ③お口の型どり が必要です。③の型どりは精度の高い「シリコン印象」か「光学印象」でおこないます。
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Dr.島倉
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スタッフ
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型どりの感想...
元々型どりで気持ち悪くなるタイプではないので特に問題はなく終了。材料が特殊で硬化に時間がかかるため(5分) それが長いなあ、と感じました。
材料がシリコンゴムなので若干ゴム臭あり。
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【解説】取った型は米国へ空輸し、3~4週後にマウスピース(アライナー)がまとめて日本に到着します。それから治療開始になります。
マウスピースを使用する前にマウスピースの効果を高めるための白い「突起(アタッチメント)」を歯にお付けいたします(矯正終了後に外します)。
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Dr.島倉
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スタッフ
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【1日目】 1個目のマウスピース:1日目
付けた直後はずっと締め付けられている感じで、痛くは無いが気になって仕方が無い・・。
舌にマウスピースの縁が触ってそれが痛かったり、舌にキズが付いたりしてしまった。なので最初はその縁の部分だけ削ったり磨いたりして調整。
午前中に初めて付け、キツさが気になっていたのに 夕方にはもう慣れはじめ、キツさを感じなくなってきた。
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【解説】歯が動き始めるため、最初の1~3日が一番違和感を感じます。マウスピースが当たって痛い場合は担当の先生に調整してもらうのが安全です。
マウスピースの「白っぽい」エリアはマウスピースと歯の間の「すき間」のスペースになります。歯が予定どおりに動いてくるとすき間が無くなるために透明になってきます。
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Dr.島倉
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スタッフ
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【2日目】 1個目のマウスピース:2日目
もう大分慣れてきた。
昨日ほど締め付け感は無く、下の方は殆ど付けているのを忘れる程。
食事の際、外して食べるときは 既にいつもと噛んでいる位置が違うと感じる。 噛むのにゆっくりになり、食べづらい・・。
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スタッフ
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【3日目】 1個目のマウスピース:3日目
前歯の歯茎2箇所に水ぶくれのような物が出来、それが痛い。始めに出来た舌のキズもまだ治っていないので 歯よりも歯茎や舌が痛い。
【7日目】 1個目のマウスピース:7日目
水ぶくれのようなものはそれ以上悪くはなっていないが 未だ良くもなっていない。 締め付け感などはもう全く気にならない。9日目ようやく水ぶくれも消失し、舌のキズも治ってきた。
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スタッフ
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【10日目】 2個目のマウスピース:1日目
1個目よりすんなり入った。 はじめほど締め付け感も強く感じない。 縁はどうしてもまだ当たって気になる部分があるので少し調整。
【20日目】 3個目のマウスピース:1日目 もう新しくしても縁が気にならないので調整無しでセット。 新しくする前日には何の違和感も無くなってきているので、新しいのが入った時の締め付け感が しっかりフィットしている!という風に感じられる。
【26日目】 3個目のマウスピース:7日目 フロスをしていて歯の隙間が変わってきたと感じる。特に大きく動く予定の所はフロスがスカスカ空回りするほど。本当に動いてきているな、と実感した。
【30日目】 4個目のマウスピース:1日目 全く問題なし。新しいマウスピースのこのフィット感がちょうど良い位である。
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【解説】あとは、同じようにマウスピースを交換してき、シュミレーション通り歯が動いているか3ヶ月に一回程度チェックしていきます。

矯正治療をおこなう前には、必ずホームケアの指導や虫歯、歯周病などの病気の治療はきちんと終了していることが鉄則になります。
治療した当院のスタッフは歯科衛生士なので、虫歯も歯周病もなく、毎日のホームケア(ブラッシング)もしっかりおこなっているためスムーズに終了しました。
歯の表に装置(ブラケット)を使用する通常の矯正と比べると、目立たない、取り外しができる、などのメリットが大きく、
日常生活に関するデメリットは(今回はマウスピースの縁が当たった点のみで)ほとんど無かった様子でした。
今回の治療期間は1年3ヶ月で歯は抜かずに治療ができました。
歯並びを治したいが、装置が見える、抜歯はちょっと…、と今まで悩んでいた方にはマウスピース矯正は朗報だと思います。
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Dr.島倉
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【このケースについて】
■治療内容と結果 :マウスピースよる矯正治療。歯の位置関係の改善により審美性が高まった。
■主なリスクや副作用:マウスピース装着時の飲食の制限がある。虫歯や歯周病の発生の誘因となることがあるので矯正治療の開始前に虫歯の治療と予防処置、歯周病治療を終了させておく必要がある。
また、矯正治療後の後戻りを防止するためのリテーナー(保定装置)の使用が必要。副作用はない。
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