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【入れ歯の(義歯)の使用法について】
今回は入れ歯を使用するにあたって知っておくと良いことをまとめてみました。
■入れ歯は就寝時外すのが一般的です。
歯茎を休めるためや、その間の入れ歯洗浄剤を使っての洗浄の時間、小さな外れやすい入れ歯などを誤って飲み込んでしまうのを防ぐためでもあります。
■部分入れ歯をご使用の方は、入れ歯の清掃だけでなく今あるご自身の歯の清掃もしっかりと行う必要があります。
ご自身の歯は虫歯や歯周病による歯の喪失のリスクがあり、その場合は入れ歯の作り直しが必要になってしまいます。
■また、入れ歯を使用するにあたっての注意事項もいくつかございます。
①形の変形・変質につながるため熱湯消毒はしない。
②歯磨き粉には研磨剤が含まれているものが多く、細かな傷を作ってしまい入れ歯に汚れが付きやすくなるため使用しない。
③入れ歯は乾燥すると劣化に繋がるので水に全体つけて保管する。
④ティッシュでくるんで置いておいてしまうと誤ってゴミと間違え捨ててしまうことがあるので入れ歯用ケース内にて保管する これらに気をつけて使用して頂くと良いと思います。
■入れ歯安定剤に関しては必ずしも必要なわけではなく、
①入れ歯のかたつきの改善。
②入れ歯と歯茎の間に食物が入るのを防ぐ。
③口の中が乾燥しているため入れ歯と歯茎の接着力を高める。
④入れ歯使用時の痛みを軽減させる。
など、あくまででき上がった入れ歯の装着をさらに良くするためのものであり、合わない入れ歯をごまかすためのものではありません。
入れ歯が問題なく使えている場合でもご自身では気付かないトラブルを抱えていることもあるので、定期的に健診を行い早めの対応をとることをおすすめ致します。
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