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【「菌血症(きんけつしょう)」って聞いたことありますか?】
皆さんは菌血症というものをご存知でしょうか?
実は日常のブラッシング時にもおきます。
菌血症とは、出血した際などに血液に細菌が入り込み、血管を通して全身を巡り、それによって様々な病気を引き起こす可能性がある状態をいいます。
あまり聞き慣れないとは思いますが、誰もが日頃から行っている歯磨きの際も同様のことが起きている可能性があります。
本来健康な歯肉であれば出血は起こりませんが、お手入れが行き届いていない歯肉は炎症が見られ、歯ブラシを当てただけで簡単に出血がみられます。この際、
毎回お口の中の細菌が血液中に入り込んでしまっていると考えてみて下さい。
出血の有無はご自身で確認できると思うので 、一度気を付けて見てみても良いかもしれません。
たまに、出血するのが怖くて歯ブラシが当てられないという方がいらっしゃいますが、磨かないというのは逆効果になってしまいます。
炎症が治まり出血が見られなくなるには2~3週間はかかるので、根気強く続けて頂くと良いかと思います。
※「敗血症(はいけつしょう)」というものがありますが「菌血症」とは別のものです。
※基本的にブラッシングは「ゴシゴシ」せずに、痛く無い範囲で丁寧におこないます。
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