スタッフブログ
お口の環境が虫歯の出来やすさを決めます!
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【 お口の環境が虫歯の出来やすさを決めます!】
テレワークや自粛等でお家時間が増えていると思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
お家にいるとなにかしら常に食べたくなっちゃうのですが、食べている時間が長いと当然虫歯にもなりやすいです!そこで、今回はお口の環境についてお話しようと思います。
■お口の中は脱灰と再石灰化を繰り返す
普段、お口の中は中性(PH7)で保たれているのですが、食事をすると酸性へと傾きます 酸性へと傾き、歯が溶けることを 「脱灰(だっかい)」 と言います。 そして、唾液の働きによって、通常40分くらい時間をかけてゆっくりとまた中性に戻っていきます。 このことを 「再石灰化(さいせっかいか)」 と言います。
間食などだらだら食べを続けていると 酸性の状態が続き、脱灰している時間も長くなります 再石灰化はされずに虫歯になりやすい環境といえます。 歯磨きをきちんとされていても、 こういった食生活を続けていると 虫歯のリスクは高まってしまいます 。
■糖度の高いものは×(良くない)
また、糖濃度の高い食べ物は注意が必要です!
甘い食べ物や、スナック菓子など酸性に傾きやすいとされています。 飴もずっとお口の中にある、という面で酸性に傾きやすいといえると思います。
ほかにも、、 炭酸飲料やジュース、酸の強い食べ物(レモンやお酢)も要注意です。上記に挙げられたものを絶対に食べてはいけないという事ではないですが 食事を楽しみながらも、お口の健康も考えて頂けたらと思います 。
■再石灰化をねらおう!
大事なのは毎日のケアと今回お話しした再石灰化を促すこととになります。
規則正しい食生活を心がけ、だらだら食べをしない。 食べたら歯を磨く、磨けない場合はお水でお口をゆすぐ など工夫して再石灰を意識して過ごしていただけたら嬉しいです。
© 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
おすすめのセルフケア用品について
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【 おすすめセルフケア用品について】
※画像はワンタフトブラシ
おすすめのセルフケア用品について 皆さんは普段、セルフケアにどのような器具を使用していますか?
歯ブラシだけという方もいれば、その他色々なケアグッズを活用されている方もいらっしゃるかと思います。
歯ブラシだけだと、全体の60%程のプラーク(歯垢)しか落とせないと言われています。プラーク(歯垢)が溜まりやすい「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」へのアプローチはワンタフトブラシ、フロス、歯間ブラシの使用が有効的です!
歯科予防には欠かせないセルフケア。 お家でのケアがとても大切になります!
通院して頂いて歯周治療、メンテナンスに時間とお金をかけて治療しても日々のブラッシングによる汚れのコントロールができなければなかなか改善はしてきません。 タフトブラシ、フロス、歯間ブラシは良好なプラークコントロールには欠かせません。
そこでこちらでは、あまりまだ認知度が低い『タフトブラシ』についてご紹介します。
タフトブラシは、毛束が1つのヘッドの小さな歯ブラシです。 普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいところの清掃に適しており、タフトブラシでの清掃を追加することで、磨き残しやすい「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」のプラーク(歯垢)を効率よく除去することができます。
歯ブラシで磨く前にこの先だけのポイントのブラシを使うことで、一番磨いてほしい歯間や歯の付け根を磨くことができます。
タフトブラシ→歯ブラシ 補助用具を後にするイメージの患者さんが多いですが、先に、タフトブラシを先にする事で磨き残しがグッと下がった患者様が多くいらっしゃいました。
皆さんも是非使ってみてください! セルフケア用品についてご質問などございましたらお気軽にスタッフにお尋ねください。
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新型コロナウイルス対策(換気について)
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【新型コロナウイルス対策(換気について)】
※動画は当院の換気のモニタリングの様子
まだ、新型コロナウイルス対策は油断出来ない状態ですが、その中でも今回は「換気」についてお話しようと思います。
新型コロナウイルスは飛沫(しぶき)を介して感染することがわかっており、別名「エアロゾル」という浮遊している微細な粒子の中に新型コロナウイルスが存在し、その内部で3時間ほど生息可能とされています。
その飛沫やエアロゾルの対策として新鮮な空気に入れ替え(換気)をしてエアゾルの濃度を薄める訳ですが、飛沫やエアロゾルは目で見えないためどの程度外気と入れ替わったかなかなかわかりません。
そのため、当院ではCO2(二酸化炭素)センサーを使用し、クリニック内の換気の状態を常時モニタリングするようにしております。
無人の状態で400~450ppmですが、人が入ってくると500~800ppmに上がってくるため密閉、密集、の状態が目で確認できるようになります。
環境衛生管理基準では1,000ppm以下を目標値とされており、数値が高いと「換気の悪い空間」と言えます。
さらに、当院の場合、HEPAフィルター搭載の空気清浄機8台、ジアイーノ1台、HEPAフィルター設置のオペ室、など見えない「空気」の衛生状態にも配慮しております。
CO2センサーも機種によって感度の差があるため誤差を考慮して2台設置しております。
換気することはもちろんのことですが、「しっかり入れ替えできているか?」の確認もしております。
【参考】 - 空気の成分の内訳 -
窒素(N2) 78%
酸素(O2) 21%
二酸化炭素(CO2) 0.04%(400ppm)
◆当院の新型コロナウイルス対策についての全般はこちらからご覧いただけます。
©大手町の歯科 | 大手町デンタルクリニック 東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアWEST1F
当院は健康保健取り扱い医療機関でございます。虫歯や歯周病(歯槽膿漏)の治療を基本に、予防治療、ホワイトニング、審美治療、矯正治療、インプラント、口腔外科、再生療法もおこない「一般的な歯医者の治療~専門的な歯科治療」まで幅広い対応ができる体制をとっております。地下鉄大手町駅直結、JR東京駅、丸の内エリアからもアクセス便利な立地の歯科医院でございます。東京駅丸の内北口から徒歩4分、丸の内エリアに隣接する歯医者です(丸の内永楽ビル様より徒歩30秒、丸の内センタービル様、新丸の内センタービル様、日本生命丸の内ガーデンタワー様より徒歩2分、新丸の内ビル様より徒歩3分、丸の内北口ビル様、日本生命丸の内ビル様より徒歩4分)。日本歯科大学東京短期大学院外研修施設。